2019年12月25日水曜日

犬の口腔ケア



子犬の成長は早く、

あっという間に大きくなって、

成犬になってしまうイメージですが、

子犬の1年は人間にとっての

約20年に相当します。

ですから、子犬の時期の

さまざまなケアは、

とても大きな意味をもちます。


子犬は生後2~3週齢ごろに

乳歯が生え始め、乳歯は5カ月齢前後で

永久歯に生え変わります。

生え変わった永久歯はその後、

一生のあいだ使い続ける

大切な歯です。

そのため、子犬の時期からの

歯のケアが大切です。


特に小型犬は歯石が付きやすく、

歯周病などのトラブルが

起こりやすい傾向があります。

理由は、犬のサイズに関わらず

歯の数は42本です。

小型犬では口のスペースに対する

歯の表面積が大きいからです。


また、小型犬は心臓病が

多いことも知られています。

その原因の一つが歯周病です。

歯と歯茎の境目に歯垢が付き、

歯垢に唾液中のカルシュウムが

結合すると歯石になります。

歯垢はブラッシングで落とすことが

できますが、歯石になると

簡単には取れません。

歯垢は細菌のかたまりのようなものです。

この表面が歯石になって

固まってしまうと、

増殖した細菌は歯ぐきの方に向かい

歯周病が起こります。

やがて歯ぐきの出血したところから

細菌が血液中に入り込み、

心臓病や腎臓病の原因となります。


歯石予防にいちばん良いのは

ブラッシングです。

ブラッシングをさせてくれる子に

するのには、子犬の時期の

トレーニングが重要です。

最低3日に1度はブラッシングを

するといいでしょう。


PS.クリスマスイブに沢山の

   可愛いコスプレの写真が届きました💕

   ありがとうございました✨🎄(^^♪ 



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