2021年10月20日水曜日

服従訓練の意味

 



とある飼い主さんのお話です。


その犬は留守番で吠えてしまいます。


集合住宅なので、吠えない様に


なってもらいたい。とご希望です。


現状を分かっているので、


直ぐになおるとは思っていないようです。


そこは良い心構えです。



ある日、犬と歩いてもらいました。


今までは伸びるリードで、


好きなように歩かせていて、


犬が走ったら飼い主さんもはしったり


していたそうです。


「お散歩は問題視していません。」と


おっしゃっていました。


ですが、この状態は


犬のいうことをきいてしまっているのです。



服従訓練は服従させるのであって、


犬のいうことはきけないと


伝えなくてはなりません。


そうすると犬が人にあわせてくるのです。



お散歩やプライベートでは、


犬にあわせて、


留守番は人にあわせなさいとは


ならないのです。


人の指示がきけない犬が、


吠えるな!と言っても吠えるのを


止めるはずはないです。



訓練の全てが人の言う事をきく


練習なのです。


そこのところをご理解してほしいのですが、


人に伝えることの難しさを


痛感しました。


めげずに伝え続けるしかありません。


なんだか、犬がふびんに思えてきました。


犬の習性や行動学を飼い主さんが


もっと勉強して、適切な指導を


してもらいたいと思います。




こちらも覗いて見てください。

http:/ /www.sapporo-dog-kunren.com/


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